理想のダイエットを成功させる方法 その13  坂田武士

ダイエット情報があふれている現代社会で、食事療法や栄養療法が重要なことは理解しましたが、まずは何から実践すれば良いでしょうか?という質問をよくされます。

前回の食事療法に加えて、栄養療法の初歩は、必須の栄養素を意識することです。必須栄養素とは、体内でつくることができないために、食べものから摂る必要がある栄養素です。必須ビタミン、必須ミネラル、必須脂肪酸、必須アミノ酸などがあります。

・ビタミンとは、体の健康を維持するために必須な栄養素で、水や油への溶けやすさで「2種類」に大別されます。脂溶性ビタミンは、「A・D・K・E」で油と一緒に摂取すると吸収が良くなります。体内に蓄積されるため、摂取しすぎると過剰症が現れ、体に害を及ぼすことがあります。水溶性ビタミンは、8種類のB群とCの9種類です。過剰な分は尿に溶けて排泄されるため、少量をこまめに摂取することがポイントです。

・ミネラルとは、カルシウムや鉄など体の組織をつくるものや体の調子を整えるために欠かせない無機質です。1日の目安量などが100mg以上が多量ミネラル7種類、100mgに満たない微量ミネラル9種類に分けられます。多量ミネラルは、骨や歯の材料になるカルシウム・マグネシウム・リンや細胞内液と外液のバランスをとるナトリウム・細胞の浸透圧の維持のカリウム・硫黄・塩素があります。微量ミネラルは、鉄・亜鉛・銅・マンガン・ヨウ素・セレン・クロム・モリブデン・コバルトがあります。

・脂肪酸の中には私たちが生体内で作ることができない、しかし、体にとって重要な役割を持つものがあり、この脂肪酸を必須脂肪酸と呼びます。必須脂肪酸には、リノール酸・α―リノレン酸・アラキドン酸があります。必須脂肪酸はいずれも多価不飽和脂肪酸のn-3系とn-6系脂肪酸の2種類に分類されます。それぞれ異なった働きをするのでどのような割合で摂取するかによって、健康や体質に与える影響は大きく異なってきます。

・アミノ酸とは、たんぱく質を構成する20種類の有機化合物のことで、人や動物が体内で作ることのできない9種類を必須アミノ酸と呼んでいます。必須アミノ酸は、イソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、フェニルアラニン、トレオニン(スレオニン)、トリプトファン、バリン、ヒスチジンです。

いずれの必須栄養素もダイエットには欠かせないものなので、食事からの摂取が難しい場合は、必要量が含有してあるサプリメントを活用することが効果的です。

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