理想のダイエットを成功させる方法 その10 〜運動しても痩せない落とし穴〜   坂田武士

理想のダイエットを成功させるためには、「食事」と「運動」の取り組みが必要です。ダイエットの基本はとてもシンプルです。摂取カロリー<消費カロリー、つまり摂取カロリーを減らすためのカロリー制限であり、消費カロリーを上げるための運動です。そして理想のダイエットは、体重減少ではなく増えた脂肪量の減少です。脂肪を1キロ落とすのに必要なカロリーは9000kcalですが、脂肪細胞の約2割は水分や細胞を形成するさまざまな物質で構成されています。つまり1ヶ月で脂肪1キロを落とす際、7200kcal➗30日=240kcalとなり、1日240kcak食べるものを控えるか、1日240kcal運動消費するかのどちらかで達成できます。以上の基礎知識を踏まえて運動の取り組みでダイエットする際の4つの落とし穴をご紹介します。

①運動時間確保による睡眠時間の減少
起きている時間が多い方がエネルギーを使うと思い、早朝や夜間に運動時間を確保し、寝不足になる方は、体内ホルモン分泌に影響を与えます。実は睡眠時間が短くなれば、食欲を抑制するホルモン(レプチン)の分泌が減り、逆に食欲を促進するホルモン(グレリン)が増えることもあるため、食欲が増加するケースがあることがわかっています。

②運動後の体重減少は汗をかいての水分減少
運動にはジョギングなどの有酸素運動と筋肉トレーニングなどの無酸素運動があります。いずれも、汗をかくので一時的に水分が抜けて痩せたように見えますが、体重減少は一過性です。体脂肪を減らすには、体組成計で体脂肪率をチェックし、継続した運動習慣を実践することが必要です。

③運動はカロリー消費が多いと勘違い
運動をすると、たくさんカロリーを消費した気分になりますが、例えば1ヶ月続けると脂肪が1キロ減少する240kcalの毎日の運動量は、スイミング約30分間、ジョギング約45分間、サイクリング約70分間、ウォーキング約80分間です。

④運動後にカロリー消費以上に飲食してしまう
運動後はついついご褒美で嗜好品を摂取したくなりがちです。例えば、缶ビール500mlは約230kcal、クッキー6枚は約240kcal、板チョコレート3/4枚で約240kcal、ホテトチップス1袋は340kcalです。運動後は、脂肪になりやすい糖質・脂質のカロリー摂取をしないということが大原則となります。

長期的に実践可能な「食事」と「運動」のダイエット計画を立てて取り組み、リバウンドしない理想的なダイエットを成功させてください。

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