自己解放コーチ×予防医学マイスター20期【卒業生インタビュー】

【インタビュー】
予防医学マイスター講座を終えて──青木 渉央(しょお)さんが語る “進化成長” の4ヶ月

――PMM20期(予防医学マイスター20期)、4ヶ月間お疲れさまでした。あらためてご一緒できて本当に良かったです。

ありがとうございます!私も本当に参加してよかったと心から思っています。最初は「マイスターまで取るつもりはなかった」んです。予防医学士が取れたら十分だと思っていたし、実際、最初に申し込もうとした時は人数が集まらず流れてしまったんです。

――それでタイミングがずれてしまったと。

そうなんです。その間に私は13年間勤めていた看護師を辞めて独立しました。正直、もう講座を受けなくてもいいかなと思っていたのですが、15周年パーティーで坂田さんに直接お礼を伝えたくて参加したら、いろんな方に「青木しょおさんですよね?オプティマムファスティング、すごく活用してくれてますよね」と声をかけられて…。その時「え、みんなはやってないの?」って驚いて。

――思っていた以上に影響を与えていたわけですね。

はい。それで「こんなに伝えているのに、マイスターを取ってないの?」と驚かれて。さらに「マイスターはEQを高める場所」と聞いて、自分の中で何かが動いたんです。

――しょおさんはEQの高さが持ち味でもありますもんね。

ありがとうございます(笑)。実際、講座を受けてみたら、もうワクワクが止まらない4ヶ月でした。坂田さんの一言一言が深くて貴重で、感情も思考もすごく揺さぶられました。自己紹介の部分や計算のワークは苦手だったけれど、毎回自分のクライアントさんの顔が浮かびました。この知識をもっと多くの人に届けたいと思いながら、取り組んでいました。

――合格した瞬間はどうでしたか?

正直、自分でも驚くくらい号泣しました。ああ、私この4ヶ月、本気でやってたんだなって。坂田さんから「合格」と言われた瞬間、ずっと心にあった扉が「パーン」と開いたような感覚でした。

――その扉って、どういうものだったんでしょう?

見えていたけれど開け方がわからなかった扉。だけど「合格」という言葉で一気に開いたんです。翌日から世界が変わって見えました。脳のRASが発火している感覚(笑)。新しいサービスの構想が浮かんできたり、「やる気」じゃなくて「やれる気」というエフィカシー(自己効力感) に満たされたり。

――今はどんな活動をされているのですか?

「今は“あおといす”という団体を立ち上げて、自己決定力を育む心と身体の健康づくりをテーマに、プログラムの運営をしています。妊活やキャリア転換、健康を見直したい方など、いろんな人たちと一緒に“自分の人生のハンドルを握ろう”という土台づくりをしています。」

また、別事業としてコミュニティ運営にも取り組み、仲間とともに健康や人生に向き合う環境を提供している。

――なぜ「自己解放コーチ」という肩書きにされたのですか?

「コーチングをしていてよく感じるのは、人って“本音に気づいてもらえる”ことで一気に変わるってこと。私はその人の言葉の背景にある情景や感情まで感じ取って返すから、よく泣かれるんです(笑)。“わかってもらえた”っていう感覚が、自己解放につながるんだと思って。」

現在では、“自己解放”という切り口で、人々が本音に気づき、自分の力で行動していけるようサポートしている。しょおさんにとっての強みは、まさにこの「EQ(心の知能指数)」だ。

「看護師って、どうしても組織のレールに乗らざるを得ない。でも命の現場で人生の終わりに関わる中で、“もっと自分を大事にして生きられたらよかったのに”って人を何人も見てきました。だからこそ私は、自分を満たし、周りも満たせる看護師が増えてほしい。そうすれば、世の中はもっと優しく変わっていくと思っています。」

約4ヶ月にわたるマイスター講座は、しょおさんにとって“自分の未来を開く”特別な時間だった。新たに手にした武器と仲間、そして「伝える覚悟」。彼女の挑戦はこれからも、誰かの背中を押し続けていく。

【おまけ】

しょおさんの看護士時代のビタミン・ミネラルバランスと、その後2023年のデータ。

(編集後記)

今回、青木さんにインタビューすることを決めたのは、このbeforeデータを見た時でした。まさに林檎の芯のような・・・。看護師の過酷な生活シーンを少しだけ垣間見た気がしました。看護師の皆様に、心より敬意と感謝を申し上げます。だからこそ、今の青木しょおさんがいるのだと、その時気付いたんです。